ココアはカカオの種(カカオ豆)を主原料として作られています。カカオの起源はアンデス山脈周辺と言われ、現在においても赤道の南北緯度20度の範囲に限定され、全世界の70%は西アフリカ地域で生産されています。バニラと香辛料で風味付けられたチョコレートが中米に広まり、更に、スペイン人によるメキシコ征服によりヨーロッパに伝わり、17世紀中期には一般的な飲み物となりました。
ココアはまず材料となるカカオの種子を発酵・焙煎し、種皮と胚芽を取り除いて磨り潰したカカオマスにします。ココアと言うとオランダのヴァン・ホーテンと言われる位にオランダのイメージが強いのですが、勿論オランダは生産国ではありません。カルブルス・ヴァン・ホーテンと言う人がカカオマスから油脂を分離し、粉末化する手法を開発したことにより、世界一のカカオの加工国となりました。主な生産国は参照にある国々ですが、加工国はオランダそしてアメリカが知られております。その事からも有名なチョコレーレートメーカーがヨーロッパに多いことに納得されると思います。茎工房のココアクッキーに使われているココアもドミニカの有機土壌で育ったカカオが、はるばるオランダへ運ばれ加工され日本に輸入されたものです。
ココアには心臓病予防・血圧改善・脳の活性化・便秘予防などの効果があると言われています。何時ものセリフですが茎工房の美味しいクッキーを食べて健康増進効果なんて、美味しい話ですね。