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シンガポール編

その3 シンガポールのお酒事情

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飲酒禁止時間帯が書かれたラベル
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常夏の国シンガポール、いつでもビールが美味しい季節。やはり冷えたおいしいビールが飲みたくなる。
シンガポールは物価が高い国として知られているが、お酒の価格も例外ではない。ビールは日本と比べるとかなり高いが、焼酎や日本酒などアルコール度の高い酒類の価格差がかなり大きい。例えば、日本で1.8リットル 1,000〜1,500円の焼酎が6,000〜7,000円になる。
しかし、一番の問題は、公共機関とかコンビニ、スーパーとかで、平日は22:30〜7:00、休日は20:00〜7:00の間はお酒が買えない事だ。この事情を知らない旅行者は大いに困惑してしまう。筆者もその一人だった。夜、冷たいビールを買ってホテルに戻ろうと思ったら、ビールの棚に頑丈な鍵がかけられていて、買えなく泣きたくなった経験がある。
また販売が禁止されている時間帯は、公共の場での飲酒が禁止。罰則も厳しく、初犯で最大1,000ドル、再犯の場合最大2,000ドルと最大3か月の禁固刑。高くても、ホテルの冷蔵庫のビールを飲むか、昼間のうちビールを買って冷蔵庫に入れて置くしかない。現地の人から教えてもらった安くビールを飲む方法、
  1. ホーカー(屋台)で飲む
  2. 中華料理店で青島ビールを飲む(大瓶4本で20ドル程度でかなり安い)
  3. happy hourを利用する
等々。
お酒の事だけではなく、日常生活の中でも日本と同じ感覚で行動していると失敗する事が多くあるので、その国の文化等を知ったうえで行動する事が大切であるとつくづく思う。