韓国の伝統菓子
日本に和菓子があるように、韓国にも韓菓(ハンクァ)という伝統的なお菓子があります。韓菓は、朝鮮王朝時代には、嗜好品として宮中・貴族層に浸透し、さらに婚礼や祭礼などの宴会に華を添えていたようだ。農耕文化の伝統を持つ韓国では、餅(トク)が伝統食品。日本の餅と違ってびょ〜んとのびない。なんとその数200以上の餅が存在する。最近は家庭で餅を作って食べることが減ってき様だが、ソウル市内の有名店に行けば、昔は王様だけが食したものから、誰もが好むインジョルミ(ついた餅)にいたるまで、実に様々な餅が手軽に味わえる。
韓国の伝統茶
今でもお祝いの席には高く盛られた韓菓が配膳される風習が残っており、食後のお茶と一緒に食べるデザートとして親しまれているようだ。また、韓国には伝統茶と呼ばれる飲むデザートがある。基本的には、甘く、辛い韓国料理の後に、口の中をまろやかにしてくれる。「シッケ」という飲み物は、生姜、蜂蜜、もち米、松の実、ザクロなどが入ったもので、日本の生姜湯に似ている。また、生姜茶、ナツメ茶、かりん茶、柚子茶、梅茶など蜂蜜漬けになった伝統茶もある。普通はお湯で溶かして、お茶として飲むが、蜂蜜生姜茶は、炭酸で割ると即席ジンジャエールに!こちらもオススメの飲み方だそうです。韓国では世界中のデザートが味わえるが、是非、韓菓も味わってみたいものだ。