茎工房
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コラム〜世界の食〜

世界編 -世界の年越し・お正月の過ごし方-

 国によってお正月の過ごし方は様々。日本ではお正月にお節料理を食べたり、お屠蘇をのんだり、初詣に出かけたりします。キリスト教徒の多いアメリカでは、家族とミサに出かけ、大晦日は友達とパーティを開いて大騒ぎをします。ロシアは1月1日に家族で豪華料理を食べて祝う様です。ロシア正教会は1月7日にイエスキリストの生誕を祝います。南半球のオーストラリアでは、夏真っ盛り。サンタクロースがサーフィンで登場。お正月は家族や友人たちとバーベーキューを楽しんで過ごします。イスラム教の多いインドネシアでは、特に断食明けに、故郷に帰省し家族と共に過ごします。中国のお正月は爆竹の嵐で始まります。中国は旧正月を盛大に過ごしますが、1月1日は、日本と同様、除夜の鐘を聴きながら年越しをするようです。ヒンドゥー教では一年で最も重要な行事は10月末から11月の間。その2日間に渡って開催されるディワリ。インド国民が最も買い物をする時期だと言われています。日本の大晦日と同様、まず、家の大掃除をしたり、家の修理やペンキを塗り替えたりします。この二日間は家中の電気をつけたまま、ドアも開けたままで過ごします。これはお金の神様を迎えやすくするための様です。イスラム教のお正月は、ラマダンの日が、日本でいうお正月にあたります。これは、イスラム歴の第9月の約一か月間。創始者であるマホメットが神からコーランを授かった月と言われています。お正月の過ごし方は様々な様ですね。
 筆者はごく親しい人とパーティをするか、静かに過ごすのが好きです。どこの国に居ても一年の反省を踏まえて目標を決め、素敵な新年を迎えたいものです。皆様、良いお年をお迎えください。

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