茎工房
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コラム〜世界の食〜

アメリカ編 -ニューヨークの大晦日・新年-

 ニューヨークで大晦日を過ごし、新年を祝うことは多くの人の夢のようです。特にニューヨークのタイムズスクエアの新年のカウントダウンは有名。世界各地から大勢の人たちが集まってきます。花火が打ちあがり、紙吹雪が舞うド派手なイベント。年越しの瞬間には世界でも有名なボールドロップセレモニーがあります。そこでは人種、年齢、性別を問わず、誰もが目を輝かせながらその瞬間を待つのです。そして、その瞬間から新年を祝うお祭り騒ぎが始まります。
しかしながら、テレビで観る分には美しいが、実際その場にいると、真冬のニューヨークの寒さと戦いながら、場所取りに12~18時間前から集まり、トイレにも行けないという現実があります。それも10秒の瞬間の為。ニューヨーク在住の人達からはどうやら敬遠されているようです。そこでお勧めなのが、セントラルパーク内での野外コンサートや、公園内のどこからでも楽しめるナウムブルクバンドシェルから打ちあげられる花火など。また、マンハッタンを臨み、シャンパンを片手に、真夜中のハドソンリバー上にあがる花火を観るクルーズも良いのでは。あるいは、あちこちで開催されるカウントダウンパーティにお洒落して出席するのも思い出深い新年の迎え方かも。
 しかし、バーやレストランでの年越しパーティのチケット代はUS$250~500位するようです。特に有名なのはタイムズスクエアボールドロップパーテイ。チケットは非常に高いのにすぐ売り切れてしまうそうです。
 筆者のニューヨークの年末・新年の思い出は、セントラルパーク、イーストとハドソンリバーを一望できる友人の所有する高層のベントハウスで観たセントラルパークの花火。始めて、花火を眼下で観た思い出です。その友人も今は亡き人となりましたが。

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