英国風ティータイムには欠かせないのがスコーン。真ん中から二つに割って濃厚なクローテッドクリームとイチゴジャム、蜂蜜等を塗って食べるのが定番だそうです。
オックスフォード英語辞典によれば、「スコーン」は「白いパン」を意味するオランダ語に由来。小麦粉、大麦粉、あるいはオートミールにベーキングパウダーを加え、牛乳を加えて軽く捏ね、成形して焼き上げます。粉にバター、レーズンやデーツなどのドライフルーツを混ぜて焼き上げられることも多いようです。英国のプレーンスコーンは米国でビスケットと呼ばれているものとほぼ同じで、その他の英国の伝統的なお菓子と言えば、タルト類、カスタードスライス、ビクトリアサンドイッチ(丸いスポンジケーキにラズベリージャムが基本)、ショートブレッド(スコットランド発祥のビスケット)があげられます。
スコーンと上記のお菓子、ポットに入った紅茶(おかわりは自由)が加われば、英国風ティータイムが始まります。ゆっくり時間が流れ、気が付くと、お腹がいっぱいで大満足。