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ロシア編

その3 お菓子とお酒

いろいろなウォッカの写真さまざまなウォッカ

 ロシア人もやはりお菓子は大好きな様である。ロシアで一番有名なお菓子プリャーニクは古代エジプトの「蜂蜜パン」に12世紀頃インドや中東から持ち込まれた香辛料(プリャーノスチ)が加えられのもの。
 また人気の高いスイーツと言えばチャクチャーク(蜂蜜焼き菓子)、ロシアで人口の多い民族チュルク系の伝統菓子。小麦粉と卵を混ぜた生地を短い棒状や球状にして油で揚げ、山の形を作り、その上に蜂蜜ベースのソースをかけ固まったら出来上がり。
 ロシアのお菓子は馴染が薄い反面、ロシア人はお酒が大好きで“大酒飲み”なのは有名な話である。ロシア人と腹を割って話すにはウォッカを飲み交わし、翌日唇が腫れ上がるくらい飲まなければならない様だ。ロシア人がこよなく愛するウォッカの度数は40度と決まっている。
 ロシア人のアルコール依存症は今も昔も社会問題となっており、ロシア帝国末期〜ソビエト連邦政府は禁酒法の実施を試みたが、いずれも頓挫。またゴルバチョフ時代に厳格な酒類の統制を実施したが、やはり失敗に終わっている。政府の高価で質の悪い酒類に対抗する為、密造酒(サマゴン)が製造され、禁酒時代にはローションや工業用アルコールを飲む人間まで現れた。アルコールが含まれているならローションや中性洗剤ですら飲んだ等お酒にまつわる話は尽きない。
 近年の大酒飲み政治家で有名なのは、ボリス・エリツィン大統領。彼の大酒話も枚挙に暇がない。アメリカ訪問の各レセプションで“ウォッカ2本、ウィスキー4本、大量のカクテル”を飲んでいたと批判されたのを筆者も記憶ある。挙句の果に飲みすぎて、足を滑らし川に落ちて死にかけた話はあまりにも有名。 もし現在のロシアで禁酒法が制定されたら、国民が蜂起し、またロシア革命が起こるかも。

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