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ドイツ編

その3 ドイツのお菓子

お菓子の家の写真憧れのお菓子の家

 ドイツのお菓子はウィーンの影響を受けながら、地方ごとの個性的なお菓子が多い様です。生地にシナモン、オールスパイス、ナツメグなどの香辛料の隠し味で独特の深い味わいと風味をもつものが多い。フランス菓子の様に形や味が繊細とは言い難いが、季節のフルーツなどの味をそのまま生かしたシンプルなケーキが多いようだ。
 ドイツの代表的なお菓子と言えば、バウムクーヘン。中心に穴があり、断面に樹木の年輪の模様が浮き出た日本でもお馴染みのケーキ。年輪は長寿や繁栄の象徴であることから、縁起の良い行事にご贈答用として活躍している。
 そして、ドイツのクリスマス菓子と言えば「シュトレン」。ブランデーなどに浸けておいたドライフルーツを、たっぷりのバターと一緒に練りこんだ焼いたお菓子で、クリスマスをカウントダウンしながら、毎日食べるお菓子なので長期保存可能になっている。ドレスデンでは毎年3〜4トンのシュトレンを焼いてお祭りをする事で有名。また、マジパンと呼ばれるアーモンドの粉で作ったお菓子で可愛い動物やお菓子の家が作られ、クリスマスやお祝いの時などテーブルに飾られ、華やかさや陽気さを添えている。
 ドイツ人は老若男女を問わず兎に角ケーキが大好きなようだ。初老のカップルが大きなケーキに生クリームをたっぷりのせた特大のケーキをペロリと平らげてしまう光景もよく見られる。"ドイツのケーキ屋さんのショーウィンドウを覗くとケーキの大きさに驚かされる"とはよく聞きます。