茎工房
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コラム〜世界の食〜

オーストラリア編 -オーストラリアの食文化-

 オーストラリア人(オージー)は、ポテトチップス、チョコレート、クラッカーなどのスナック菓子がお好きである。その代表格が、大ヒット商品Arnott's社の"Tim Tam"。  固めのチョコレートをチョコビスケットで挟んでその上からほんのりキャラメルのチョコをコーティング。Arnott's家の一人Ross Arnottが1958年のケンタッキーダービーの勝ち馬に因んで名づけたそうです。TimTamのパッケージには「この商品に代わるものはない」「もっとも魅惑的なチョコレートビスケット」と自信満々。最近では、日本のスーパーでもよく見かけるので、オーストラリアに行った事のない人でも口にしたことがあるかもれしません。
 もともとオージーの大部分はヨーロッパ(イギリス)からの移民。ホームメイドのお菓子はイギリスの影響が大きいようです。定番として、ラミントン。5cm角に切ったバターケーキの上に、溶かしたチョコレートでコーティングしココナッツフレークをまぶしたお菓子。  オージーに人気があるスイーツは、ふわふわと柔らかく、軽い食感の日本のスイーツとは違って、どっしりとした食べ応えのあるバターケーキタイプや、アーモンドなどがぎっしりと入ったタルトが好まれるようです。甘味の強い物が多く、しかも一切れが大きいので、一つ食べるとかなりお腹がいっぱいになります。それはそれで、外国の味~!という感じで、日本のケーキとの違いを楽しめるのでは?

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