茎工房
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コラム〜世界の食〜

オーストラリア編 -オーストラリアの食文化-

 オーストラリアの国土は日本の21倍。地球最大の島で最少の大陸でもある。気候は、北部沿岸の熱帯雨林気候から中部沿岸の亜熱帯性気候、南部沿岸の温帯性気候、大陸内部は砂漠性気候。長い海岸線に囲まれているため、食材には大変恵まれている。基本的な食べ物は、イギリス伝来のステーキやマトンなどの肉類とマッシュポテトやエンドウ豆などの野菜類。最近は健康志向意識の向上により、赤味の肉類からポーク・チキンなどの白身の肉類、魚、新鮮な野菜の消費が増加傾向のようだ。近年のイギリス以外の移民の増加に伴い、中華、インド、日本、韓国、エスニック料理等の民族料理の普及が進んでいる。イギリスと同様に食文化の後進国から、現在では、食の多彩さから食文化の先進国の仲間入りを果たした様だ。 ベジマイトの写真ベジマイト  オーストラリアの代表料理と言えば公園やビーチ、家庭などどこでも気楽に行うBBQ。
 オージー(オーストラリア人)にとって欠かせない伝統的な食べ物の一つにパンやトーストに塗って食べるベジマイトがある。オージーが海外旅行するときに必ず携帯するそうだ。初めて口にする日本人の感想は"臭い、塩辛い、不味い"と不人気である。 その他、日本のスーパーのお肉コーナーではお目にかかれない、カンガルー(堅い牛肉の味)・クロコダイル(鳥肉の味)の肉がある。 個人的には駄目だが、皆さん機会があったらぜひご試食を!

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